「would / could」と「will / can」のニュアンス・感覚の違い

第10巻「アメリカへようこそ」の情報誌「もっとEnglish」の「Pick up the フレーズ」に「would / could」と「will / can」のニュアンス・感覚の違いについて説明があります。

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これって、日本人にとってすごく難しい感覚だと思います。


第10巻「アメリカへようこそ」には、次のようなフレーズが出てきます。

That would be great, thanks.
(助かるよ、ありがとう)

Sure, I could do that.
(うん、やってもいいよ)

「Pick up the フレーズ」では、次のように説明しています。

『wouldの代わりにwill、couldの代わりにcanでもいいのですが、wouldやcouldは、あたりが柔らかい感じになります。絶対というニュアンスを避け、すこし曖昧な気持ちも入ります。日常会話では頻繁に使われます。』

「絶対というニュアンスを避け、すこし曖昧な気持ちも入ります。」というところがポイントですね。

そして、この「would」や「could」を使う表現は、映画や海外ドラマを見ていると、本当に頻繁に出てきます。

僕の場合は、次のように解釈しています。

「would」は「will」の過去形、「could」は「can」の過去形です。

図にするとこうなります。

           【時間軸】
【過去】→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→【現在】
would / could                  will / can

突然ですが、記憶って時間と共に薄れてきますよね。

1ヶ月前の出来事よりも、昨日の出来事の方が覚えています。

「過去」になればなるほど記憶は「曖昧」になります。

そして、一番記憶が「はっきり」しているのは「今」、つまり「現在」です。

           【時間軸】
【過去】→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→【現在】
 曖昧                     はっきり

この図を、話し手の気持ちのあり方に置き換えます。

つまり、現在形って「はっきり」していて、「絶対的」な感覚なんです。

I can do that.

と、現在形の「can」を使って言えば、「それはできるよ」とハッキリと断定する感じですよね。

一方、過去形って「曖昧」な「柔らかい」感覚なんです。

I could do that.

と、過去形の「could」を使って言えば、「できるかもね」というちょっと曖昧でぼかした感じが出ます。

「できるかもしれないし、できないかもしれないね」みたいな、断定を避けたニュアンスです。

だからこそ、「would」や「could」といった助動詞の過去形を使った言い方は、日常会話で頻繁に使われるのです。

だって、日常では、断定できることより断定できないことの方が多いですからね。

学校で習うような文法的に覚えると、英語がすごく難しく感じてしまいます。

そうではなく、日本語を覚えたように感覚的に接した方が楽しいですし、英語の勉強も継続できるものです。

スピードラーニングなら、今回のようなネイティブの感覚やニュアンスを感じながら、英語に接することができますよ。